また負けました。

善戦した、よく守ってた等の声も聞かれますが、
全く勝つ可能性の無いゲームだったと私は思います。


何故か？


選手が戦っていないから。


例えばFW陣。
先発は大実・小石・竹村の3人。
この3人が個人で仕掛けていく、積極的に突破し、ゴールを狙っていく、
そういう場面は皆無でした。
確かに、安全に繋いでいた、マイボールを大切にしていたかも知れない。
だけど、それでは相手は崩せません。

前半、怪我（？）でひいた中村に変わって入った小井手は積極的に仕掛けていました。
しかし、FWにあててそれを追い越していく小井手にパスが出ない。
それは逆サイドに回ったヨシキも同じ。
ボールはどんどん自陣に戻っていく・・・。


これで勝てますか？


守備でも綻びはたくさんありました。
最終ラインでのボールキープが苦しくなってのボランチへのパス。
その結果、ボランチも満足にボールを受ける事が出来ない。
陽彦はこの試合、何度も相手を背負った状態で、体の斜め後ろにパスを出していました。
このパスが如何に危険かはサッカーをやった事がある人ならわかるはず。

山道は開始直後のファール時に赤紙を食らってもおかしくないような行動を取っています。
審判に対し、判定に抗議し、「しっかりしろよ」といわんばかりに二度ほど主審のほほを叩いています。
軽くではありましたが、退場になってしかるべき行為です。主審が注意で済ませたのが奇跡的です。
そういう行為を試合開始直後にやったという事実。
果たして山道はこの試合に勝つ気があったのでしょうか？

個人名を出した選手以外でも殆どの選手も戦っていませんでした。


残り９戦で６勝。
そう監督は言っていました。
９戦のうち５戦はAWAYです。
つまり、２勝以上はAWAYで勝ち星を挙げなければならない。
なのに戦わない選手。

３連戦の疲れ、中二日の疲れ、移動の疲れ、上位でモチベーションの高いの対戦チーム。
未だ不透明な会社の状況・・・。
そういうエクスキューズはたくさんあります。

しかし、いつもそうなんですよ。
HOMEでしか見ない、AWAYを殆ど見たことが無い人は知らないかも知れない。
けど明らかにHOMEとAWAYで選手の気持ちが違うんですよ。
選手はAWAYで勝つ気持ちがない。そう見えます。
嘘だと思うなら、AWAYの試合を見に来て下さい。
その直後に、HOMEの試合があれば尚更良いです。
その違いをはっきり認識出来るかと思います。


試合後、監督に
「選手が全然戦ってないんだけど」
といったニュアンスの言葉をかけましたが、苦笑いしていました。

その後、J's Goalの監督のコメントを見て、言いすぎだったと反省しています。
ただ、この試合の後、選手や監督に対し優しいことばをかける気には私にはなれませんでした。

甲府･札幌に行けないので次の江戸川が、私にとって九州外AWAYの最終戦となります。
（一応、最終戦にはHOMEに行く予定です）
この試合で私が見たいのは戦う選手たちです。

結果なんざもうどうでもいい、せめて戦って欲しい。

そう願うのは果たして贅沢な事なんでしょうか？