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サガン鳥栖原理主義者から愛好家へ転身した30男のblog
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開幕前カウントダウン企画も大詰め。
というか最後です(^^;;

本当はここで今期の展望を書くつもりでしたが、諸事情(→仕事)により書く時間が取れません。
よって別の所で使うつもりで書いたけど無駄に長すぎてボツにした原稿(苦笑)があるので、
それでお茶を濁したいと思います。こんなんでいいのか?>俺

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このコーナーでは対戦相手を分析し、サガン鳥栖が如何にして攻め、守り、勝つか。
それを妄想予想するコーナーである。

開幕戦の相手は昨年惜しくも勝点1差で昇格を逃した川崎フロンターレ
(以下川崎F、何故川崎Fはもう川崎に1チームしか居ないのにいつまでたっても川崎Fなのか。不憫だ)
周知の通り、我らが松本監督が指揮を取っていたこともあり更に、更には桂コーチ、伊藤彰も元川崎。
開幕戦の相手としては出来すぎているぐらい申し分ないチームだ。てか狙ってるでしょ?>Jリーグ

さて、2004年の川崎Fは関根新監督が鹿島出身である事から4バックの布陣で来るかと思いがちだが、
キャンプ中の練習試合を調べるとどうやら3バックをメインに戦うようだ。
注目すべき点は3バックの真ん中。
練習試合ではここに元日本代表で左SBの職人である相馬を入れている。
おそらくここは経験を生かし、伊藤、箕輪に2トップをハードマークさせ、
そのカバーリングを本職では無い相馬にさせる目的であろう。
これは狙い目である。相馬にとってはキャンプで練習してくるとはいえ、
実戦では全くやった事のないセンターバックだ。
カバーリングは出来るとは思うが、果たして我らが誇る長身FW、羽畑の高さに対抗できるであろうか?
もちろんマークには伊藤、箕輪がつくだろうが、四六時中つけるわけでは無い。
相手の左サイド、アウグストは強力だが、調子に乗りすぎるとどんどん前に出てくる。
右サイドの木村は守備はできるが攻撃は疑問符がつく。
つまり狙い目は、川崎の左サイドからの攻め。
ここからボールカットしたあと、竹村若しくは本橋が早めに川崎左サイドのアウグストの裏のスペースへサイドチェンジ、
ここには鬼木がカバーに入っているだろうが、スピードで勝る小石がボールを広いサイドを切り裂く。
ここで川崎の3バックの左は選択を迫られる。FWのマークを外し、サイドをケアするかどうかだ。
サイドをケアする選択をした場合、相馬は我々が誇る長身FWと対峙する事になる。これでゴールは我々手に落ちた。

さて、ゴールを奪う道筋は見えたがもう一つの問題点がある。
それはマルクス(昨季32点)、ジュニーニョ(同28点)の凶悪外人2人に、
グ●コのおまけとして付いてくる我那覇(同13点)を加えた3トップだ。
こんなのが許されるわけが無い。んなあほな、と思い、編集部ではJリーグに
「川崎Fは昨季で73得点もしたFWを3人同時に試合に使おうとしています。何とかして下さい」
とFAXしたのだが、何の音沙汰も無い。
金に物を言わせて選手を取ってくるのはどうやらJでは認められているらしい。所詮世の中は金なのか?
仕方が無いのでこの3人のうち一人にピッチから出て行ってもらうことにしたい。

ターゲットはもちろん「マルクス」だ。 

マルクスは昨季のJ2得点王だが、エメルソン・ウィルら先人が築いた
「ブラジル人で得点力がありJ2に来る外人FW=DQNの法則」
に乗っ取り、すぐにブチギレるナイスな特徴をもっている。
ブチ切れるパターンは、自分にボールが回ってこず、徐々に中盤に下がるようになり、
たまにパスが来て抜け出そうとしたらオフサイド。これで逆ギレするパターンだ。
よって重要なのはマルクスにボールを触らせない事。
ボール依存症のマルクスはボールが来ないと平常心を保てないのだ。

よって如何にして彼にボールを触らせないか、という事が一つの争点になるであろう。
ここで"エースキラー"カツヒロに登場してもらおう。
彼は昨年、ちょっとした手違いで川崎F戦ではアウグストをエースだと勘違いして
彼を暴力的に徹底的に押さえて居たのだが、
今年は松本育夫監督がちゃんと指示を送るため、おそらくマルクスを押さえにかかると思っている。
彼がマルクスへ渡るパスコースをしっかりと消す。ハイボールに対してはセンターバックが高さで押さえ込む。
マルコスが中盤に下がればそこはカツヒロの守備範囲。
それこそ昨年の対アウグストとの仁義亡き戦いを髣髴とさせる一騎打ちで押さえ込む。
これでボール依存症のマルクスは禁断症状が出てしまい、勝手にピッチ外にある予備のボールを取りに生き、イエロー。
そしてその判定に怒り審判をみるとハゲ頭だった為、ハゲ頭をボールと勘違いし蹴ってしまいレッドカード。
次節の対戦相手、甲府もその恩恵を受けると思うとしゃくだが完璧な作戦である。

これで相手の攻撃力は50%(昨年得点数より試算)まで減る。
5割引といえば、閉店間際のスーパーの惣菜コーナーで売れ残った惣菜が、
最初20円引きのシールが貼られ、次は30円引き、50円引きとシールが重ね貼りされ、
それでも売れ残った哀れな食材にやっと貼られるシールが5割引だ。
5割引とはそれほどに意味を持つのだ。

これで読者の皆さんにも開幕戦の展望が見えてきたはずだ。
目をつぶって復習しよう。

まずは川崎左サイドの攻撃をかわし、カウンターで左右に揺さぶり、
センターバックを引き出したところでセンタリングし、得点。
マルクスは赤紙で葬り去り、得点力を半減させ守る。
そこには試合後、歓喜の渦に包まれた我がサガン鳥栖イレブンとサポーターの姿が浮かび上がるはずだ。

ふふふ、完璧だ。誰がなんと言おうと完璧なのだ。
開幕戦は鳥栖が川崎F(何故(略))を葬り去る。間違いないっ!


(注:尚、当編集部ではこのストーリー通りに試合が進まず、totoで損しても何の保証も致しません)
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