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サガン鳥栖原理主義者から愛好家へ転身した30男のblog
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試合前、選手たちがすごい良い顔してる。
ほんと充実して楽しんでサッカーしてるんだな、と思う。
そして、選手同士、仲間を心から信頼し合っているのだと思う。


昨年の4月19日、J2第7節の山形戦、未勝利チーム対決となった試合で鳥栖は大敗を喫した。
色んな人に話しているけど、私はこの試合で昨年のチームはもう駄目だ、と実感していた。
選手間での約束事が全く無く、バラバラのチーム。
守備時も攻撃時も、誰もフォローをしないから、誰も仕掛けない。全く戦わないチーム。

そのチームがたった1年と1ヶ月後、同じ相手に完全に戦って勝利をもぎ取った。
選手はお互いを信頼しあっており、攻撃にも守備にも
一昨年終盤にあった"連動性"を取り戻していた。

象徴的だったのが後半最初の方のシーン。
攻撃時に本橋が前線まで上がっていったが
(どういう経緯でだったかは忘れたが)相手ボールとなった。
もちろん、本橋は本来自分が居るべきポジションまで急いで下がる
・・・そう思ってみたのだが違った。
本橋は本来大実がいるポジション、つまり最前線の真ん中のスペースを埋める。

そして誰が何処に居たかまでは確認出来なかったが、
鳥栖の選手を見渡すと見事なまでに守備に切り替えて、
完全に相手を捕まえていた。
当たり前なのだが、誰がどのポジションにいようと、問題無い。
ちゃんと相手を捕まえ、スペースを埋めていればそう簡単に相手も攻撃は出来ない。
本橋が最前線にいるのなら、他の選手が本橋が上がっていって出来たスペース、
そしてフリーの相手を捕まえれば良い。
そういうカバーリングがしっかり出来ているからこそ、11人全員が戦える。
誰かがもし"戦って"1対1で敗れても、誰かがカバーするし、ミスした選手もまた戦える。

文章に書けば単純な事だ。
だけどそれを90分間欠かすことなく行うのは難しい。
単純な事、基本的なことが試合を通じて殆ど出来ている。
その事が本当に嬉しかった。

試合自体は相手が一人少なくなってから、完全に守備を固めてしまい苦労した。
何せカウンター気味の攻撃の際も相手はあっという間に守備で数的優位にたってしまう。
敵ながら一人少なくなってからの山形の守備は素晴らしかった。
最後の得点は審判のジャッジに山形の選手が集中を切らした面もあるとは思うが
共に途中出場の下司と矢部がやってくれた。
今年の鳥栖は途中出場の選手がちゃんと結果を出す。これも素晴らしい。
そして試合後の選手の嬉しそうな、心から嬉しそうな表情。
それだけで往復9時間以上かけて山形まで行った苦労は報われる。

この日、僕らは2年間無かった勝利の後の2勝目を全身で喜んだ。
今回来てた人の中に、水戸戦に行けなかった、そして負けつづけの2年間の間にサポになった人が居て、
その人にとっては始めての勝利だった。
他にもAWAY常連の人で、まだ今年の勝利を目撃していない人が多数いる。
その人たちのためにも、もっともっとAWAYでも勝って欲しい。

試合後の帰り道。山形の蕎麦屋に行く途中も車の中で大騒ぎだった。
帰路の途中によったSAでも大騒ぎ。
数人だったけど輪になって選手コールして大騒ぎしていた。
何故かって?




勝ったからだよ。




今の僕らにそれ以上の理由は何も要らない。

もしかするともう少し勝ったら、僕らは勝利に慣れてしまうかもしれない。
出来ればそうなりたいと思っている。
だけど、、、、今の勝利後の高揚感、一つの勝利での喜びというのは一生忘れないようにしたい。


追伸:時間があれば冷静分析版も書きたいけど、もう少し余韻に浸ります。。。ってもう2日立ったけどね(^^;;
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