サガン鳥栖原理主義者から愛好家へ転身した30男のblog
今年のJ2も残り1試合となった。
鳥栖は32節の福岡戦以来、勝ち無し、更にはその前の勝利は20節の札幌戦までさかのぼる必要がある。つまり、鳥栖は後半戦23試合で僅か1勝しか出来ていない。
やっているサッカーの質は非常に向上してはいるが、数字だけを見ると年間3勝しか出来なかった昨季に毛が生えた程度の成績しか収めることが出来ていない。
その根本的な原因は何なのか。
選手はどうか?
確かに選手層は薄い。チームを引っ張っていくような統率力のある選手も居ない。
1年を通して軸として活躍できるFWも居ない。
センターバックの選手層は致命的で、明確な弱点になってしまっている。
そして何よりも昨年の病魔は確実に今年の成績にも影響していたかと思う。
選手は昨年覚えた"楽する"と言う事から完全に脱する事が出来なかった。
"楽する"と言う事を具体的に言うと、敗戦の原因を簡単に他に求める事が出来る環境は変わらなかったと言う事だ。
今年も言い訳はなんとでも言える環境だった。でも少なくともシーズン前半は、松本監督のもと結果も出たため敗戦時の原因を夫々の選手間で持っていたと思う。しかし、確実に勝点3を奪う相手として研究されて結果が思うように出せなくなった。そして会社のゴタゴタは加速した。その結果、敗戦の原因を口に出す出さないは別として、チーム内ではなく外に求める選手が増えた。「自分たちは精一杯やっているが。。。」では結果は何時までたっても出てこない。同じような集中力の欠如からのミスでの失点は相次いだ。
確かにサッカーに集中できるような環境ではなかった。特に後半戦、周囲の雑音は大きくなった。だが、それでもプロとして練習/試合に集中して欲しかった。それを選手に求めるのは酷だとはわかっているが。。。
指導陣はどうだったか?
監督は確かに素晴らしい手腕の持ち主だが、少し周囲への配慮に欠ける部分が目立つ。
確かに監督はこれまで様々な場所で成果を上げ、結果を残してきた。
しかし、あまりにも簡単に物事を喋りすぎてしまう場面が目立った。
確かに今の選手たちは突き放されても仕方が無い面もあったが、成績に関しては最後まで選手を庇い、信じて欲しかった。そして来期の構想に関しては決して簡単に喋って欲しくは無かった。もちろん、様々な発言の裏には監督の苦悩や考えがあったとしても、選手を庇い、信じつづけて欲しかった。
また、これまで積み上げてきた理論を選手が消化し切れない、決定力の無いチームでどう戦うのか、現状のチームの能力をどうやって最大限引き出すのか、という所にも不満が残った。
但し、私はこの1年のみで監督を変えるのには反対で、逆に今年の惨状があったとしても、やっているサッカーの方向性には間違いは無かったと思う。せめてもう一年、監督が望むのであればチームを率いてもらいたいと思う。
サガン鳥栖に今一番必要な事は継続性では無いだろうか?
会社は?
ここは何も言う事はもう無いだろう。最悪だった。ただそれだけだ。
少なくとも会社が変わらなければ何がどうなっても良い成績は収められないし、満足にサッカーは出来ない。そのことが改めて証明された。
今年のサガン鳥栖の公式戦は残す所一試合だけだ。
監督、そして選手たちには最終戦で結果を残す事のみを考えて戦って欲しい。確かに結果を残すには厳しい相手だが、せめてこの試合だけ。。この試合だけで良い。色んな雑音に耳をふさぎ、開き直ってサッカーを楽しんで欲しい。プレーだけに集中し、サッカーを楽しんで欲しい。
話は横道にそれるが、先日、自分の所属するチームで久々に失点を0に抑えての勝利を飾った。自分が代表を務めるチームでは残念ながらもう私は主力では無く、チーム内の調整役に徹しているのだが、このチームでは純粋に一選手として参加し、プレーしている。
その純粋に、他のことを考えずにプレーするということがどんなに楽しい事なのか、そしてその上で結果を残す事が、何よりも素晴らしい事だと言うことを改めて実感した。
鳥栖だけでなく仕事上の事でも悩み沈んでいた自分の心を軽くしてくれたサッカーの魔力に、改めて魅せられてしまった。
レベルには大きな差はあっても、サガン鳥栖の選手にも、私が味わったサッカー本来の楽しさをもう一度純粋に味わって欲しい。
その事が選手一人一人の未来を、そしてサガン鳥栖の未来を切り開いてくれると思う。
鳥栖は32節の福岡戦以来、勝ち無し、更にはその前の勝利は20節の札幌戦までさかのぼる必要がある。つまり、鳥栖は後半戦23試合で僅か1勝しか出来ていない。
やっているサッカーの質は非常に向上してはいるが、数字だけを見ると年間3勝しか出来なかった昨季に毛が生えた程度の成績しか収めることが出来ていない。
その根本的な原因は何なのか。
選手はどうか?
確かに選手層は薄い。チームを引っ張っていくような統率力のある選手も居ない。
1年を通して軸として活躍できるFWも居ない。
センターバックの選手層は致命的で、明確な弱点になってしまっている。
そして何よりも昨年の病魔は確実に今年の成績にも影響していたかと思う。
選手は昨年覚えた"楽する"と言う事から完全に脱する事が出来なかった。
"楽する"と言う事を具体的に言うと、敗戦の原因を簡単に他に求める事が出来る環境は変わらなかったと言う事だ。
今年も言い訳はなんとでも言える環境だった。でも少なくともシーズン前半は、松本監督のもと結果も出たため敗戦時の原因を夫々の選手間で持っていたと思う。しかし、確実に勝点3を奪う相手として研究されて結果が思うように出せなくなった。そして会社のゴタゴタは加速した。その結果、敗戦の原因を口に出す出さないは別として、チーム内ではなく外に求める選手が増えた。「自分たちは精一杯やっているが。。。」では結果は何時までたっても出てこない。同じような集中力の欠如からのミスでの失点は相次いだ。
確かにサッカーに集中できるような環境ではなかった。特に後半戦、周囲の雑音は大きくなった。だが、それでもプロとして練習/試合に集中して欲しかった。それを選手に求めるのは酷だとはわかっているが。。。
指導陣はどうだったか?
監督は確かに素晴らしい手腕の持ち主だが、少し周囲への配慮に欠ける部分が目立つ。
確かに監督はこれまで様々な場所で成果を上げ、結果を残してきた。
しかし、あまりにも簡単に物事を喋りすぎてしまう場面が目立った。
確かに今の選手たちは突き放されても仕方が無い面もあったが、成績に関しては最後まで選手を庇い、信じて欲しかった。そして来期の構想に関しては決して簡単に喋って欲しくは無かった。もちろん、様々な発言の裏には監督の苦悩や考えがあったとしても、選手を庇い、信じつづけて欲しかった。
また、これまで積み上げてきた理論を選手が消化し切れない、決定力の無いチームでどう戦うのか、現状のチームの能力をどうやって最大限引き出すのか、という所にも不満が残った。
但し、私はこの1年のみで監督を変えるのには反対で、逆に今年の惨状があったとしても、やっているサッカーの方向性には間違いは無かったと思う。せめてもう一年、監督が望むのであればチームを率いてもらいたいと思う。
サガン鳥栖に今一番必要な事は継続性では無いだろうか?
会社は?
ここは何も言う事はもう無いだろう。最悪だった。ただそれだけだ。
少なくとも会社が変わらなければ何がどうなっても良い成績は収められないし、満足にサッカーは出来ない。そのことが改めて証明された。
今年のサガン鳥栖の公式戦は残す所一試合だけだ。
監督、そして選手たちには最終戦で結果を残す事のみを考えて戦って欲しい。確かに結果を残すには厳しい相手だが、せめてこの試合だけ。。この試合だけで良い。色んな雑音に耳をふさぎ、開き直ってサッカーを楽しんで欲しい。プレーだけに集中し、サッカーを楽しんで欲しい。
話は横道にそれるが、先日、自分の所属するチームで久々に失点を0に抑えての勝利を飾った。自分が代表を務めるチームでは残念ながらもう私は主力では無く、チーム内の調整役に徹しているのだが、このチームでは純粋に一選手として参加し、プレーしている。
その純粋に、他のことを考えずにプレーするということがどんなに楽しい事なのか、そしてその上で結果を残す事が、何よりも素晴らしい事だと言うことを改めて実感した。
鳥栖だけでなく仕事上の事でも悩み沈んでいた自分の心を軽くしてくれたサッカーの魔力に、改めて魅せられてしまった。
レベルには大きな差はあっても、サガン鳥栖の選手にも、私が味わったサッカー本来の楽しさをもう一度純粋に味わって欲しい。
その事が選手一人一人の未来を、そしてサガン鳥栖の未来を切り開いてくれると思う。
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