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サガン鳥栖原理主義者から愛好家へ転身した30男のblog
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 何故サガン鳥栖のサッカーは得点の香りがしないのかを書いて1ヶ月6試合を経過しました。
 この6試合とUpした日に追加した熊本の試合を加えた7試合の結果は以下の通りです。

5/30(土) 対 熊本(A) 2−1
6/ 3(水) 対 徳島(H) 0−2
6/ 7(日) 対 札幌(A) 2−1
6/14(日) 対 栃木(A) 5−0
6/21(日) 対 C大(H) 2−0
6/24(水) 対 富山(H) 0−0
6/27(土) 対 愛媛(A) 3−2


 これらの試合を「試合を通じてボール保持者を追い越す動きが出来ていたかどうか」という1点だけに絞って分類すると以下のようになると考えます。

A)試合を通じてボール保持者を追い越す動きが出来ていた
  6/ 3(水) 対 徳島(H) 0−2
  6/14(日) 対 栃木(A) 5−0
  6/21(日) 対 C大(H) 2−0

B)出来ている部分も有ったが出来ない時間帯もあった
  5/30(土) 対 熊本(A) 2−1
  6/27(土) 対 愛媛(A) 3−2

C)全く出来なかった
  6/ 7(日) 対 札幌(A) 2−1
  6/24(水) 対 富山(H) 0−0

 異論はあると思いますが、まずはA)の試合から。
 徳島戦は特殊な状況を加味しないといけません。前半36分に渡邉が退場し、残り時間を10人で戦いました。鳥栖はこの試合異常とも思えるほどの攻撃への執念を見せます。結果こそ0-2での敗戦でしたが、退場までもチームとして機能していましたし、退場後も最後まで攻め続けていました。一人少ない状況でも走る事によって攻撃を続けました。試合後のコメントが酷かったので「スローガンの耐えられない軽さ」で厳しい意見を書きましたが、試合の方向性としては間違っていない試合だったと思います。ただし、他の2試合とは状況が違う為、ちょっと切り離して考えた方が良いと思います。

 栃木戦は相手の状況もありますが、ほぼ試合を支配しました。これは相手のミスもありますが、単純に鳥栖が栃木を全てで上回った試合とみてよいかと思います。
 最も運動量が多かったのがセレッソ戦。この試合では相手に押し込まれる場面もありましたが守備の約束事(縦に行かせない事とサイドに出させたときのケアを必ずする)が明確で、一転攻勢に出たときはボール保持者を追い越す選手が多く、運動量でセレッソを圧倒しました。

 次にCの全く出来なかった試合。
 札幌戦は逆転勝ち。しかし逆転で勝点3を得た事以外に収穫が無い試合でした
試合の殆どの時間帯は札幌に支配されました。支配されながらも相手のミスに助けられた事と、高地の飛び出しで追いつけた事が勝利に結びつきましたが、攻撃は停滞気味でした。
 富山戦は選手個々の能力以外では富山が上でした。攻撃の積極性も、守備の出足も、チームとしての完成度も富山が上でした。引き分けで終われたのは相手選手の実力不足と運としか良いようがありません。余談ですが、富山は選手個々の能力を活かしてチームとして纏める楚輪さんのチームらしいサッカーを見せてくれました。

 最後にB)の試合。
 まずは熊本戦ですが、ハーフナーが加入しましたがまだ何をやりたいのかがいまいちわからない試合でした。これも徳島戦と同様にちょっと他の試合とは毛色の違う試合だったと思います。
 一方、愛媛戦は非常にわかりやすい試合でした。運動量があるときは圧倒し、運動量で勝負できなくなると相手が攻勢に出て押し込まれる。正に岸野さんのサガン鳥栖的な試合でした。

ちょっと長くなってしまうので後編に続きます。

(後編)
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